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映画「博士の愛した数式」を見てきました。
原作の小説を読んでいて内容知っていた私は、
「この映画を見たら子どもらが数学好きになるかも!」
と期待して中2の娘と小4の息子を連れて行きました。

映画は、博士役の寺尾聡氏の雰囲気がとてもよかった。
彼はルビーの指輪を歌ってた若いころより今のほうがカッコいいです。

映画全体としては、うまくムード作りができていたと思いますが、正直少々長く感じました。
ちょっと語りすぎてしまったのかな。
博士と彼の義姉の関係について、もうちょっと我々に想像する余地を与えて欲しかったですね。
大物女優を使っちゃったので、出番を多くせざるをえなかったのか・・・。

ともあれ、数学の世界がこれほど詩的に表現できるとは・・・。
原作の小川洋子さんの目の付け所がいいのでしょう。

そしてうちの子どもたちも、数学や算数に改めて興味を持ってくれたと信じたいです。
娘は「いいお話だった」という感想。
息子は映画の途中で熟睡してました。
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ドイツの日本大使館前にグリーンピースの人たちが鯨の死骸を引きずり持ってきて抗議したそうです。

我々日本人は生きるために鯨を殺して食べてきました。鯨に限らず、食事のときは、他の生命を犠牲にしなければ生きられないわが身の罪深さを思いながら、合掌して食べたものです。

グリーンピースの人たちは鯨の死体を自分たちのアピールの演出のために、海から引きずり出してきました。演出のためにです。

命への冒涜です。


公園のトイレに落書きした男が最高裁までねじ込んだそうです。
裁判するより、幼稚園から躾のやり直しをしたほうがいいです。



こういう、極端な行動をとるバカに、発言権を与えない世の中にしたいものです。
このまま野放しだと危険です。
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ライブドアさんはちょっと前までWeb制作会社でした。お仕事でお付き合いのあったWeb制作の現場の人たちはとても頑張ってたんですが、半年前に急に「Web制作から手を引くことになった」という連絡を彼らからもらいました。
他の事業より効率が悪いからだそうです。Web制作担当の方々の心中やいかばかりかと思っておりました・・・・・・そして今回の手入れです。

社長である堀江氏の考える、儲けの大きい効率の良い事業というのは、人をだまして株でもうけることだったようです。

堀江氏は、いまどきの若者の憧れの存在でもあるそうです。
人がやらないことをやって、成功しているからだそうです。
彼の映像を垂れ流したTV局や、彼を評価したコメンテーターは、猛省すべきだと思います。

堀江氏に買収されそうになったラジオ局では、最近視聴者に株取引を勧める番組を垂れ流しています。未成年から始めた株で成功した人間をスターのように扱っています。いったい何を考えているのでしょう。そういう人を目指せということでしょうか? 
毎日仕事もせずにパチンコ通いしろ、と青少年に勧めてるのに等しいことだと、私は思います。

「恥ずかしい人」とはどういう人か
「立派な人」とはどういう人か

品のない番組を作った人たちは、一度そういうテーマで作文を書いて、学校の先生に採点してもらったらいいと思います。
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週末に重い風邪をひいて、この土日はどこにもいけないかと思ってましたが、急速に回復。
で、映画「男たちの大和」を見てきました。

とても良い映画だったと思います。

説教くささやヒステリックな主張がなく、淡々とした描写ながら、人の思いが良く伝わってきました。戦闘シーンも、爆弾や銃撃で金属の破片にあたって死ぬとはどういうことか・・・もよく伝わったと思います。多くの人に見てもらいたい映画だと思いました。

劇中、「広島に原爆が落ちた」というセリフがありましたが、あれは、アメリカに落とされたわけで、自然に落ちてきたわけじゃありません。細かい表現ですが、我々が思考停止に陥らないように、注意しておかねばならない表現だと思います。

わずか60年前に人体実験も兼ねて原爆を落としたような国と「仲良く」やりながら平和を保ってきているわけです。国際関係なんて綱渡りです。かといってヒステリーを起こすと「男たちの大和」のような悲劇になるわけです。ホントに難しいです。
平和を維持したかったら、いろいろ勉強して、したたかな国民になるしかないように思います。


「男たちの大和」は人間ドラマとしてはとてもいい映画でした。
でもこの監督さん、船やメカに対する愛情は無いなあ・・・と思いましたね。男たちが惚れこんだ「大和」なはずなのに、映画を見てるだけじゃ、大和のどこに惚れこんでいいのかわからないぐらいな、単なる舞台装置の役割でした。
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塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでいて、なるほど・・・と思ったことがあります。

古代ローマでは、ローマ市民や元老院が、広大な帝国を治めるのに相応しい人間だと認めた人が皇帝になります。何を持って相応しいとするかというと、軍隊の指揮能力、政治能力、そして血統です。3つすべて無ければいけないわけではなく、総合的に見て「この人なら」という納得感があれば皇帝に推され承認されます。

血統というと、最近の平等主義からすると「そんな前時代的な・・・」と眉をひそめられそうですが、血統が絶え、能力だけで皇帝を決めなきゃいけない曲面になると、ローマ帝国は必ず内戦になっています。国民としては不幸このうえないことです。

我々が受けた教育では、権力の世襲は「悪」とは言わないまでも、遅れた政治体制だと習いました。しかし、権力闘争によるエネルギーの浪費を避け、政策の継続性も保たれるという長所もあります。

そういう合理的な部分でなくても、血統の要素は、非常に人間の本質を反映しているやり方のように思えます。
努力じゃどうにもならない存在がある・・・ということは、諦めがつきやすく自分を納得させるのにラクなんですよね。もちろんそれには危険性もあって、それを利用されると戦前の日本のようなことになってしまうので、妄信するのは禁物です。
ほどほどに付き合うのがよさそうです。


さて、最近の血統の話題というと、天皇家の男系維持の問題です。

私個人としては、長年維持してきた伝統は守ったほうが神秘性があって、国民も精神衛生上良いのではないかと思います。守ってこその伝統だし、伝統あっての皇室ですからね。

しかし現実的には、難しいようです。実際に男系を守ろうとすると、宮家を増やして天皇にする、愛子さんに宮家の許婚を作る、側室を持つ・・・などの対策が挙げられますが、どれももめるでしょうねえ。人権も自由もあったものじゃありません。人間天皇になった時点で、男系天皇を継続することはいつかできなくなる運命だったのかもしれません。

それともうひとつ。
血統以外に、国民の象徴としての「能力」に現在のところ著しく欠ける雅子妃の行動も、男系維持派を刺激しているように思えてなりません。
いくら病気だと言われても、公務はできないけれど、スキーや海外旅行には行ける・・・という姿は、正直キツイっす。雅子妃が健康で、公務も甲斐甲斐しく勤めていてくれたら、ここまでもめなかったかもしれない・・・と思うのは私だけでしょうか。

血統に能力・・・上に立つ人はタイヘンです。
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大晦日はやっぱり紅白歌合戦を見てしまいました。
番組自体を見たいわけではなく、出てくる歌手に対して「あいつはああだ」「こいつはどうだ」と家族で話をするのが楽しいので、我が家では大晦日に紅白歌合戦をTVで流しているわけです。

ところで今年は歌合戦の真ん中あたりに、平和を願うコーナーがありましたね。
まあ、趣旨には賛同しますが、どうも違和感があった。

さだまさしが反戦の歌を作ってお金儲けしているのももちろん違和感なんですが、あの人はほっときましょう。

私の違和感を感じるのは、「戦争は悲惨だ」という感情論しか伝えないことの片手落ち加減というか、的外れなところです。
そもそも戦争は国民の支持が無ければ、始められるものではありません。集団ヒステリー状態になっちゃうから、無謀なことをしてしまうわけです。
戦争が国民感情の産物なのに、戦争を防ぐ手段も「反戦感情」かよ ! そうじゃないでしょ。
感情は過激に走る恐ろしいものだと私は思います。例えば、反戦を願うあまり、防衛力までいらないというワケのわからないことを言い出す社民党みたいな人間もいます。
  
やっぱり反戦の正しいメッセージは、
集団ヒステリー状態にならないように、冷静に判断できる知識や見識を身に付けましょう、
単純なメッセージに惑わされない人間になりましょう・・・というべきでしょう。

具体的に言うと、「子ども大人もちゃんと勉強しましょう」ということです。
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by y-kanosan | 2006-01-03 21:08 | 歴史関係